『ジョーカー2』から新場面写真7枚、狂気に取り憑かれたレディー・ガガの表情も
10月11日(金)より全国公開される『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』から新たな場面写真が解禁された。 【写真と動画】狂気が世界を巻き込んでいく様を映し出した『ジョーカー2』の場面カット7枚 本作は、世界興行収入1,500億円(10億ドル)を超え、2019年公開当時にR指定映画史上歴代最高記録を樹立した『ジョーカー』の最新作にして完結編。前作の『ジョーカー』は、第76回ベネチア国際映画祭〈金獅子賞〉、第92回米アカデミー賞®では作品賞と監督賞、脚色賞を含む最多11部門にノミネートされ、ジョーカーを演じたホアキン・フェニックスが主演男優賞を獲得した。 前作では、コメディアンを夢見る純粋で心優しい孤独な男が、理不尽だらけの世の中で悪のカリスマ〈ジョーカー〉へと変貌していく様が描かれた。本作は前作から2年後が舞台で、ジョーカーは社会への反逆者・民衆の代弁者として祀りあげられ、暴走は加速。レディー・ガガ演じる謎の女性〈リー〉と出会い、ジョーカーの狂気はリーへ、そして群衆へと広がっていく。そして世界を巻き込むジョーカーの新たなショー(事件)が幕を開ける。 解禁された場面写真には、“悪のカリスマ”ジョーカーのアイコンとも言える狂気的な笑顔や、未だにその正体が謎に包まれているリーの姿が映されている。ピエロメイクを施したジョーカーと、そんな彼に憑りつかれたような表情を浮かべるリーの1枚。ジョーカーと同じく顔にメイクを施し、虚ろな表情を浮かべる姿を映し出した1枚からも、ジョーカーの狂気が周りの者たちにも次々と影響を与え、世界を巻き込んでいく様が垣間見える。そして、スポットライトに照らされるジョーカーとリーの二人。ジョーカーの狂気に当てられた者たちによる新たなショーが幕を開け、社会への反逆が始まることを予感させる。 『ジョーカー』の続編製作に踏み切った理由について、トッド・フィリップス監督は「ホアキンが続編をやる唯一の理由は、彼にとって恐ろしいと感じる作品だったからだ。彼は前作の撮影で『一体何をやっているんだ?』という恐怖を毎日感じることを本当に楽しんでいた。そして今回も同じくらいの恐怖を感じたがっていたんだ。彼は『もしやるなら、それがうまくいかない可能性を感じたい』と言っていた。それがまさに僕にとっての続編を作る理由だった。」と明かしている。主演のホアキン・フェニックスも「危険性を感じない作品や、失敗する可能性が極端に低い作品は作る意味がない」と本作が前作以上の意欲作であることを明かしており、観客を巻き込むほどの“衝撃”が待ち受けていることは明白だ。理不尽な社会の代弁者として祀り上げられたジョーカーは、果たして“悪のカリスマ”か、それとも“ただの弱気人間”か。かつて孤独で心優しかった男の暴走の行き着く先とは。