「酷いタックル」鎌田大地が一発レッドでクリスタル・パレスOBが苦言。「現時点では…」3試合連続の先発も痛恨の退場
イングランド・プレミアリーグ第11節、クリスタル・パレス対フラムが現地時間9日に行われた。試合はアウェイのフラムが2-0の勝利を収めた。この試合では、クリスタル・パレスのサッカー日本代表MF鎌田大地が痛恨の一発レッドで退場処分となってしまった。同クラブのOBも鎌田に苦言を呈している。 【動画】鎌田大地の危険なタックルのシーン 鎌田は10月31日のカラバオカップ4回戦のアストン・ヴィラ戦で決勝点を決め、チームを勝利に導くなどの活躍を果たしており、3試合連続のスタメン出場となった今回の試合でも期待がかかっていた。 前半アディショナルタイム(AT)にエミール・スミス=ロウのゴールでフラムが先制し前半を折り返すと、同点ゴールを狙っていたクリスタル・パレスにとって思わぬ事態が起こる。75分、ジャン=フィリップ・マテタのパスが少しずれてしまい、鎌田はマイボールにしようとスライディング。ボールに寄ってきたケニー・テテに対して、鎌田は深めのタックルをお見舞いする形に。このプレーで鎌田はレッドカードを提示された。 1点を追う状況で、マイボールにしたかった場面だったが、このタックルは一歩間違えれば、テテが大怪我を負っていただろう。非常に危険なタックルであった。1人少ない状況となったクリスタル・パレスは83分に2失点目を喫し、0-2で敗戦となった。 英メディア『スポーツ・ビュー』が、クリスタル・パレスOBで現在サッカー評論家のクリントン・モリソン氏の『スカイスポーツ』でのコメントを引用。同氏は鎌田に対して「彼はセントラルMFの選手ではない。ただ、セントラルMFとしてプレーしているだけだ。現時点ではそのレベルには全く達していないし、自信を失っている。ひどいタックルだ」と苦言を呈している。
フットボールチャンネル編集部