オーナーが追悼「愛してます。安らかにお眠りください」アンクルモーが左前脚の負傷で安楽死処置
米国のアシュフォード・スタッドでけい養されている種牡馬アンクルモー(牡16、父インディアンチャーリー)が左前脚の負傷のため、安楽死の処置が取られたことがわかった。19日、クールモアスタッドがホームページで伝えている。 【拡大写真】アンクルモーを追悼するX 同馬は今年のBCクラシック2着フィアースネスと同じ馬主「リポール・ステーブル」が所有し、トッド・プレッチャー調教師が管理。2歳時の10年にデビューから3連勝でBCジュベナイルを制した。現役引退後は初年度産駒のナイキストが16年のケンタッキーダービーを勝って、人気種牡馬へ。母の父としては今年の米国の最強3歳牝馬ソーピードアンナや日本のチャンピオンズCで2年連続2着のウィルソンテソーロが出ている。 マイク・リポール氏(リポールステーブル代表)はX(旧ツイッター)を更新。「アンクルモーが左前脚の負傷により、本日早朝に安楽死させられたことをお伝えするのは、私にとって大きな悲しみです。アンクルモーは昨日手術を受けました。残念ながら、今朝の回復過程は耐え難いものでした。リポール・ステーブル・ファミリー、トッド・プレッチャー・ファミリー、そしてクールモア・ファミリー全員が悲嘆に暮れています。アンクルモーは私にとってチャンピオンや象徴的な種牡馬以上の存在でした。彼は私の家族の一員であり、これからもずっとそうあり続けるでしょう。アンクルモーほど私に感動を与え、私の人生に影響を与えてくれる馬は他にはいないでしょう。(中略)アンクルモーと私が今年5月に一緒に過ごした時間にとても感謝しています。特別な競走馬を所有するという子供の頃の夢をかなえてくれたアンクルモーに感謝します。アンクルモー、愛しています。安らかにお眠りください」と愛馬にメッセージを送った。