菅田将暉、「R指定が付いていて過激なシーンもあったんで…」 主演映画『サンセット・サンライズ』
開催中の「第37回東京国際映画祭」の「ガラ・セレクション部門」で上映された「サンセット・サンライズ」(来年1月17日公開)の舞台あいさつが2日、東京都内の劇場で行われ、主演を務めた菅田将暉(31)と岸善幸監督(60)が出席した。 小説家・楡周平さんの同名小説を映画化。ヒットメーカーの宮藤官九郎が脚本を手掛け、菅田演じる都会から宮城県南三陸に移住したサラリーマンが住民たちと織りなす交流を、コロナ禍や地方の過疎化、震災などの社会問題を盛り込みながら、ユーモアたっぷりに描く。菅田は「日本アカデミー賞」の最優秀主演男優賞を受賞した主演映画「あゝ、荒野」(17年)以来の岸監督とのタッグとなった。 初めて台本を読んだ時を菅田は「岸組は2本お世話になってるんですけど、どちらも(15歳未満が入場・鑑賞禁止の)R指定が付いていて過激なシーンもあったんで、こんな明るい映画が撮れるのがサプライズだった」と振り返り笑わせた。 劇中にはご当地グルメの数々が登場。観客からの「一番食べておいしかった物は」の質問に、菅田は「本当においしくて7キロぐらい太った。一番心に残っているのはメカジキの背びれのハモニカとネズミザメの心臓の刺し身のモウカノホシ。ハモニカはいまだに通販で買って食べてます」と話した。
中日スポーツ