バレンシア開催のMotoGP最終戦中止 大洪水の影響で
【AFP=時事】17日に決勝が開催予定だったロードレース世界選手権のシーズン最終戦バレンシアGPが、スペイン東部を中心に発生している大規模な洪水のため、中止が決まった。主催者が1日、発表した。今後新たな開催地を決めるという。 【写真】バレンシアの通りに山積みにされた車 スペインを襲っている洪水ではこれまでに少なくとも205人の死者が出ており、MotoGPの選手からもバレンシアからの開催地変更を求める声が多く上がっていた。 最終戦の一つ前のマレーシアGPは今週末に行われ、MotoGPクラスではプラマック・レーシング(Pramac Racing)のホルヘ・マルティン(Jorge Martin、スペイン)が、ドゥカティ・レノボ・チーム(Ducati Lenovo Team)のフランチェスコ・バニャイア(Francesco Bagnaia、イタリア)を抑え、総合首位に立っている。 スペインの報道によると、バレンシアGPの会場自体に洪水の影響はなかったが、周辺のインフラに被害が出ているという。 スペインでは他にも2日に予定されていたサッカー1部リーグのバレンシア(Valencia CF)対レアル・マドリード(Real Madrid)戦などの延期が決まっている。【翻訳編集】 AFPBB News