【陸上】不破聖衣来が明かすエース像 学生ラストの富士山女子駅伝は「4年間の集大成になる」
陸上女子1万メートルで日本歴代3位(30分45秒21)のタイムを持つ不破聖衣来(拓大4年)が〝エース像〟について言及した。 拓大として最後の駅伝となる富士山女子駅伝(30日、静岡)に向けた壮行会が2日に東京・文京キャンパスで行われ、エントリーメンバー12選手が出席。エースの不破は「4年間の集大成になるので、個人でもチームでもしっかり目標を達成できるように頑張りたい。チームとしては優勝を目標に頑張っていて、個人では区間賞に近い走りは見せたいと思っている」と力強く語った。 全日本大学女子駅伝(10月、宮城)ではシード権内の7位でフィニッシュ。2年ぶりに5区(9・2キロ)を任された不破は区間7位の30分21秒で杜の都を駆け抜けたものの、自身の走りに悔しさをにじませていた。富士山女子駅伝でのリベンジに燃えており「全日本で5区を任せてもらったが、その役割を果たせなかった。しっかり富士山で返したい」と意気込んだ上で、エースとして「やっぱりもしチームの流れが悪ければ自分が走ってその流れを変えたり、いい流れができていたら、その流れをさらに加速させるような走りをしたい」と抱負を述べた。 拓大での4年間はケガに苦しむことが多かったが「チームメートにすごく助けられた。本当に拓大でよかった」と笑みを浮かべつつ「結果で恩返ししたい」と気合十分。富士の地で後悔のない走りを披露する。
東スポWEB