「19時消灯」だとおねしょする!? 5歳になっても続いた我が子のおねしょを小児科で相談したら…
小児科へ相談しに行った話
5歳になってもおねしょがある場合は小児科に相談を! そんな内容のポスターが貼られていて、5歳が近づくにつれて、目につくようになりました。そこには、「もしかしたら夜尿症の可能性があるかも」ということが書かれていました。5歳になったら、先生に相談しようと心に決めてはいましたが、特に何も対策せずにいました。 時は過ぎ、いよいよ5歳に……。それでも、相変わらず、おむつがパンパンの状態で朝を迎える日々でした。これはまさにポスターにある状態なんだと思い、小児科で相談してみることに。 すると、小児科の先生は、「あと1年、今の状態で様子を見て、それでも続くようなら考えましょう」というあっさりとした返事だったんです! ポスターには5歳って書いてあるけれど、個人差が結構あり、6歳くらいまでわからないとのことでした。かかりつけの小児科の先生は、同じくらいの子どもをもつお母さんで、自分の子どもたちも、かなり個人差があった話や、5歳過ぎてもおむつをして寝かせている話などをしてくれました。その話を聞き、とても安心した記憶があります。それまで、5歳になったら……と私自身、とても焦っていたことに気がつきました。誕生日でガラっと変わるはずないのに……。勝手に、1人で焦っていたんです。 そこから、6歳まではあと1年あると思い、かなり気持ち的に楽になりました。そして、もし6歳になっても続くようなら、次のステップに進もうという気持ちになれたのです。それまで、こんなに大きくなったけどおむつで寝ていていいのかな? という心配がありましたが、その心配も一切なくなりました。夜尿症であっても、なくても、できることは成長を待つだけだと思えるようになったからです。5歳を迎えてから、ようやく余裕が生まれた気がしました。
6歳目前で、突然起こった変化
そして、そのままのんびりと気づけば6歳目前に……。すでに年長さんだったので、あと少しで小学生になるという頃でした。突然、おむつが濡れてない状態で朝を迎えられたのです! 前触れは全くなく、本当に突然の出来事でした。飲み物を減らしたり、食事の時間を変えるなどの対策はしませんでした。それでも、おむつが濡れない朝が来ました。 その後、何度かおむつが濡れる日もありましたが、短い時間で全くしなくなりました。長い間悩み続けたのに、その日が来るとあっけなくおむつ卒業で、驚いた記憶があります。 6歳近くまで、毎日のようにおねしょをしていた我が子ですが、夜のおむつが取れた後は、おねしょをすることはなくなりました。3人とも毎日11時間~12時間ほど寝ていますが、おねしょはありません。体が成長したことで、おねしょをしなくなったのだと思います。 もちろん、成長の過程で、すこし早く起こせばおねしょを防げるという時期もゼロではないと思いますが、おねしょを避けるために、睡眠時間を減らすという考え方は本末転倒な気がします。そのたった数年、数ヵ月を焦るのではなく、睡眠時間はたっぷりと取って、成長を促す方が私には自然に感じます。