【写真：Getty Images】

　今夏にSEパルメイラスからレアル・マドリードに加入したブラジル代表FWエンドリッキが、現地時間21日に行われるラ・リーガ第6節のRCDエスパニョール戦で先発入りする可能性があるようだ。スペインメディア『MUNDO DEPORTIVO』が、20日に報じている。　 　18歳のエンドリッキは、全て途中からの出場ではあるものの、これまでに公式戦5試合に出場している。第2節のバジャドリード戦では利き足とは異なる右足でシュートを突き刺し、UEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）の初戦のVfBシュトゥットガルト戦でも、ビニシウスやキリアン・エムバペにパスコースがあったにも関わらず、ボックス外から強烈なシュートでネットを揺らし、限られた時間で結果を出している。 　同メディアは「驚くべきことだが、決しておかしなことではない。エンドリッキが21日のレアル・マドリード対エスパニョールで先発する可能性がある。これまでの2ゴールで、優れたFWの条件である得点感覚を身に着けた」と記し「エンドリッキが先発することで、他のFWを休ませることができるだろう」と報じている。 　さらに「ブラジル人選手は、ピッチに立った際の最大限にチャンスを活かそうとする姿勢がファンを魅了している。この姿勢は、ファンに対する良いジェスチャーとなるだろう」と言及し、少ない時間の中で懸命に結果を出そうとするエンドリッキのひたむきな姿が、マドリーのファンの心を掴んでいると伝えている。