【全日本】諏訪魔が来年1月から非常勤取締役に 参戦は月1~2回程度「いい意味で俺の役目は終わった」
全日本プロレスは9日、所属の諏訪魔(48)が今月いっぱいで専務執行役員を退任し、来年1月1日付で非常勤取締役に就任すると発表した。同時に1月1日付で女子プロレス「エボリューション」の社長に就任する。 都内の全日本事務所で行われた会見で諏訪魔は「全日本に入門していろいろな先輩を見て、20年はやりたいなと思っていた。20年やれたので、次のステップに進みたいと思った」と説明。若手選手の台頭もあり、「いい意味で俺の役目は終わったんだろうと思ったので、次を考えることができた」。 今年10月にデビュー20周年を迎え、退団の意思を伝えたという。だが団体側から「お前は絶対に全日本に必要だ」と慰留され、所属として残ることを決意。ただし来年からは月1~2試合程度のスポット参戦になる。 今後は社長レスラーとして活動する諏訪魔は「団体の運営もそうですけど、若い子を育てるのが好きなんですよ。経営とうまく結びつけていければ、それが一番ベスト。社長レスラーって大変なことだと思うし、イバラの道だと思うけど、何とか両立したい」と強い決意を示した。 一方、十枝利樹取締役は「全日本プロレスとして、社長のマネジメントを勉強してもらいたい。そういう気持ちを強く持って送り出しました」と、団体功労者の決断を後押しした。
東スポWEB