転職がうまい人の特徴。履歴書の更新頻度を知れば、誰でもできる
履歴書を最近更新しましたか? 転職を希望していなくとも、年に一度は見直すべきです。 それは、「Be the Unicorn」の著者であり、3万回以上の仕事の面接を行ったWilliam Vanderbloemen氏による言葉です。 彼は世界でもっとも大きなエグゼクティブの転職サービスの創設者であり、履歴書を際立たせるのに何が必要か、そして良い履歴書を作成することが何をもたらすかについて良く知っています。
履歴書を毎年更新すべき理由
Vanderbloemen氏は、毎年履歴書を更新するメリットを、次のように言います。 現代のような不安定な経済状況では、いつ仕事を探すことになるかわからない。いつリストラされるか、いつ新たな機会を得たくなるか、誰にもわからないのだから。 レイオフやリストラで仕事がなくなったり、転職したい気持ちが突然出てくることもあるでしょう。いつも最新の履歴書を持っていれば、就職活動初期のストレスから解放されるのです。 Vanderbloemen氏は、年に一度、通常は1月に腰を落ち着けて、現在の履歴書に書かれていることを見直すことをおすすめています。 そして、この1年で成し遂げたことを書き加えるのです。覚えておいてほしいのは、どこで働いたか、どこの学校に行ったかというリストよりも、実績や行動のほうが重要だということ。 履歴書が古かったり、現在のキャリアと関係がなかったりする場合は、より新しく有用なものを記入しましょう。 いざというときのために、履歴書はできるだけ最新のものにしておきましょう。それだけです。
最新の履歴書があれば自信につながる
転職をするつもりはなくとも、履歴書を更新するだけでも、現在の仕事にとってメリットがあるのです。 「鏡の中の自分をじっくりと見つめ直すことができます」とVanderbloemen氏は言います。 「何もできなかった。ある年は、鏡を見てこう言うかもしれない。いや、これとこれとこれをやったんだ」と言う年もある。履歴書を更新するのは、就職活動だからというわけではない。履歴書を更新するのは、就職活動をするためというよりも、自己点検をするためなのです。 年次更新を終えて、「印鑑だけを押していました」という年があったことに気づいた場合、それは次の年に一層努力する必要があります。 やるべきことを進め、来年のキャリアが素晴らしいものになるようにするためです。
自分のキャリアに対して質問を投げかける
Vanderbloemen氏は、更新の際に自問自答することを提案しています。 私の価値は増えたか? 何か達成したか? これによって、次の12カ月で何を達成したいかを計画でき、全体として優れた結果を出せます。人事や上司との面談で自分自身をしっかりアピールするためにも、仕事での成果は常に詳細に記録しておくべきです。 たとえその履歴書を1年以内にどこにも提出しなかったとしても、履歴書があるだけで自分を後押ししてくれるものになるでしょう。 ──2024年2月25日の記事を再編集のうえ、再掲しています。 Source: Be the Unicorn
ライフハッカー・ジャパン編集部