壷井達也は3位でGPシリーズ初の表彰台 「諦めずに努力し続けてよかった」/フィギュア
フィギュアスケート・GPシリーズ第4戦NHK杯最終日(9日、東京・国立代々木競技場)フリーが行われ、男子は今季GP初戦でショートプログラム(SP)首位の鍵山優真(21)=オリエンタルバイオ・中京大=が194・39点、SPとの合計300・09点で優勝し、大会2連覇となった。SP3位の壷井達也(21)=シスメックス=が合計251・52点で3位。 SP3位の壷井はフリーで会心の演技を見せ、GPシリーズで初めて表彰台に立った。SP、フリー、合計点全てで自己ベストを更新。昨年、9位に沈んだNHK杯で成長した姿を見せ「力を出し切った。(神戸大の)大学受験でスケートから離れたり、けがをしたり、つらかったが、諦めずに努力し続けてよかったと思える試合だった」と胸をなでおろした。 ♠SPで2位につけるもフリーでミスが続き6位の三浦佳生(オリエンタルバイオ、明大) 「状況を理解するのにすごく時間がかかっている。(左太ももの)けがは言い訳にならない。自分が弱かっただけ」