「本人の希望で尻に“棒”を突っ込んだ」板橋・自殺偽装殺人、容疑者のあきれた“言い訳”60分
「こんなもん捕まるわけがない、ほっとけって言われています」
従業員は高野さんを含めて全部で4人いたと思われる。高野さんが罰を受けているのを詫びることもなく「皆で“悪ふざけ”して撮影していた」と佐々木容疑者は話した。 他にも高野さんが注意される際に佐々木容疑者が叩いているところの動画が携帯内には保存されていたという。佐々木容疑者は高野さんについてこうも語っていた。 「どっかで俺にならまた許してもらえるとか甘えていたのかもしれない。高野は過去に結婚して子どもがいるという嘘をついて会社から手当を騙し取っていたこともあるし、取引先の社長に渡すように言伝して渡したお金を使い込んでしまったこともあった。 ダメなやつなんだよ。妹がいるみたいだけどさ、本人は身寄りがない、天涯孤独だって言っていた。高野にはもし何かに悩んでいたとしても相談できるような人もいなかったと思う」 帰り際、記者に向かって佐々木容疑者は「高野なんて記事にするような人間じゃない。取材するだけ無駄ですよ。俺、弁護士もつけてるんですがこんなもん捕まるわけがない、ほっとけって言われています」と軽口を叩いていた。 高野さんへの暴力は“更生”のためだったと主張していた自称“宣教師”は、事件から1年後、逮捕された。警察が任意同行を求めた際には暴れ回ったという。佐々木容疑者は今、何を思うのかー。 ※「集英社オンライン」では、今回の記事についてご意見、情報を募集しています。下記のメールアドレスかX(Twitter)まで情報をお寄せください。 メールアドレス: shueisha.online.news@gmail.com X(Twitter) @shuon_news 取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
集英社オンライン編集部ニュース班
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