BL東京が61点爆勝で首位浮上 リーチの今季初トライで点火→猛攻9トライ/リーグワン
リーグワン1部第2節最終日(29日、BL東京61-8相模原、味の素スタジアム)昨季王者のBL東京はNO・8リーチ・マイケル主将(36)の今季初トライを皮切りに、9トライを奪って相模原に61―8で大勝。2戦2勝の勝ち点9で並ぶ静岡、埼玉を得失点差で上回り首位に立った。神戸は横浜を36―18で破り、今季初白星。神戸と相模原は1勝1敗で、横浜は2連敗となった。 0-5の前半10分、左タッチライン際で待っていたBL東京のリーチがパスを受け、ノーマークで相模原インゴールを陥れた。7-5と逆転するリーチの今季初トライが、計9トライの猛攻の口火となった。 「先週(横浜戦)と同じく、立ち上がりの10分は自分たちのリズムがつかめなかった」 主将は、まず反省の言葉を口に出した。4季目のリーグワンは序盤から混戦模様。「どんな相手でも、いい準備をしないといけないと感じた」。首位に立っても気を緩めることはない。 試合前から脚を痛めていたSOモウンガを前半だけで代え、リーチも後半22分にベンチに下がった。今季はレギュラーシーズンが2試合増の18試合、プレーオフ進出チームも4から6に増え、試合数が増加した。「主力に休みを与えることができたし、リザーブの出場時間も増やせた。これ以上求めることができない素晴らしい一日だ」。ブラックアダー・ヘッドコーチの視線は、既に来年6月1日の決勝を見据えているようだった。(田中浩)