【新作時計品評会】ブルガリ、ウブロ、クレドール... 「薄さは正義」の4選
時計の実力は、触れて、眺めて、試着しないとわからない。そこで4人の時計愛好家を招いて、注目の新作モデルを中心に品評会を開催! 相応の知識と経験を積んできただけに、まなざしは真剣そのもの。実際に購入する気でチェックし、大いに語り合った。 【写真】ブルガリ、ウブロ、クレドール... 時計愛好家がえらぶ、注目の新作時計をもっと見る
BVLGARI|オクト フィニッシモ タスカンコッパー
薄型ウォッチを得意とするブルガリが2017年に発表したモデルで、2.23㎜という極薄ムーブメントを搭載し、ケース厚は6.4㎜と驚くほど薄い。最新作は、ダイヤルカラーに鮮やかなタスカンコッパーを採用。立体的なケースや極薄のブレスレットなど、細部まで美意識を感じられる時計だ。
HUBLOT|クラシック・フュージョン エッセンシャル グレー
1980年の創業当時から続く伝統を取り入れた人気モデル。加工の難しいチタン素材を丁寧に磨き上げ、美しいフォルムに仕上げたケースは、10.4㎜と十分に薄型と呼べるサイズに。ダイヤルやストラップをグレートーンにまとめ、落ち着きのあるムードに。オンライン限定発売。
CREDOR|ゴールドフェザー U.T.D. GBBY973
50周年を迎えた「クレドール」。そのブランド名は、フランス語で「黄金の頂」を意味するCRE^TE D’ORに由来する。1960年代から継承される68系という手巻き式ムーブメントを搭載し、ケース厚は7.9㎜。2針ノンデイトというシンプルを極めた時計は、日本時計の美の頂点だ。
PARMIGIANI FLEURIER|トリック プティ・セコンド
“神の手をもつ時計師”と称されたミシェル・パルミジャーニによって、1996年に設立された時計ブランドが、設立時から継続する「トリック」をアップデート。サンドゴールド色のダイヤルも美しく、搭載する薄型ムーブメントのCal.PF780は、地板やブリッジをゴールドで製作。ケースの厚みは8.8㎜。