「折れた」エースパターが大活躍 ノリスの14本
◇国内男子◇ゴルフ日本シリーズJTカップ 最終日(1日)◇東京よみうりCC(東京)◇7002yd(パー70)◇晴れ(観衆5051人) 【画像】ノリスの長尺はバンカー内でも活躍 1打差2位から出たショーン・ノリス(南アフリカ)が「68」で回り、通算12アンダーで逆転優勝。2021年「日本オープン」以来の7勝目を挙げて涙を流した。 「最初の2日間に比べても、3日目からパットの調子がどんどん良くなった」と4日間の平均パット数「1.6667」はフィールド1位。おなじみの長尺パター、オデッセイ オーワークス V-LINE マレットタイプは2018年「HEIWA PGM CHAMPIONSHIP」優勝時から使っている。 長年愛用するパターだが、実は20位で終えた5月「中日クラウンズ」で折れてしまったもの。大会2日目では、最終9番でまさかの1Wを代用してパッティングを打つ珍事になった。 7年愛用するエースパターで、この日は3番で4m前後、10番で3mをねじ込み後続との差を広げていった。11番では2.5mパットを沈めてパーセーブ。首位から出た同組の中島啓太は「ショーンが2.5mのパーパットを決めた時に、差がついてしまった」と圧倒された。 2017年「日本ツアー選手権」、21年「日本オープン」に続く3つ目の日本タイトルを獲得。42歳201日での3冠達成は、43歳25日の橘田規、42歳363日の尾崎直道に次いで史上3番目の年長記録となった。
<最終日のクラブセッティング>
ドライバー:パラダイム Ai スモーク ◆◆◆(トリプルダイヤモンド)(9度) シャフト:ディアマナ WB(60g台、硬さTX) フェアウェイウッド:パラダイム Ai スモーク ◆◆◆(トリプルダイヤモンド) フェアウェイウッド(3番14度) シャフト:ディアマナ WB(70g台、硬さTX) UT:キャロウェイ X FORGED ユーティリティ(21度) シャフト:三菱ケミカル US MMT HYBRID(100g台、硬さTX) アイアン:キャロウェイX FORGEDアイアン(4番~PW) ウェッジ:キャロウェイJAWS RAWウェッジ(50、54、60度) パター:オデッセイ オーワークス V-LINE マレットタイプ ボール:タイトリスト ProV1xボール