国交省のスキャンツール補助金、7月30日から申請受け付け開始 研修受講費も一部補助
国土交通省は、自動車整備事業者を対象とした2024年度のスキャンツール(外部故障診断機)補助事業について、7月30日から申請受け付けを始める。スキャンツール購入経費のほか、スキャンツール関連の研修受講費も一部補助する。先着順で、2025年1月31日まで申請を受け付ける。予算額は約6億8千万円。予算残額がなくなりしだい公募を終了する。 一定の要件を満たすスキャンツール(構成品のパソコンなどを含む)を購入する経費の一部を補助する。補助率は3分の1。1事業場当たりの補助上限額は15万円とする。 スキャンツールメーカーや業界団体などが行うスキャンツール関連の研修を受講した場合、受講費の一部を補助する。整備事業者の要望に応え、今回初めて補助する。補助率は3分の1で、1事業者当たりの補助上限額は1万円だ。 いずれも今年4月1日以降にスキャンツールなどを購入または研修を受講した費用を補助対象とする。電子制御装置の認証を受けていない事業者は、今後、認証を申請予定であることが補助条件だ。 補助対象の機器や研修、公募要領など補助事業に関する詳細は、専用ウェブサイト(https://hogo-zoushin.jp/)またはコールセンター(電話=03-4330―3791、平日午前9時~午後6時)で確認できる。