サンフレ青山敏弘、今季限りで引退 3度のリーグ優勝に貢献、2015年MVP
J1広島のMF青山敏弘(38)が今季限りで現役を引退することが19日、分かった。クラブ史上最多となるJ1通算443試合出場のボランチが、広島一筋21年間のプロ生活に幕を下ろす。近く正式発表される。 青山敏弘の出場成績 倉敷市出身。岡山・作陽高(現作陽学園高)から2004年、広島に加入した。1、2年目はけが続きで出場機会はなかったが、06年途中に就任したミハイロ・ペトロビッチ監督(現札幌監督)に見いだされ、主力へと駆け上がった。 豊富な運動量と精度の高い縦パスで、12、13、15年と3度のリーグ優勝に大きく貢献。15年は最優秀選手賞(MVP)にも選ばれた。日本代表としては14年のワールドカップ(W杯)ブラジル大会に出場した。 ミヒャエル・スキッベ監督が就任した22年以降はベンチやメンバー外になることが増え、今季はリーグ戦2試合出場にとどまっていた。J1通算20得点。J2通算36試合4得点。
中国新聞社