27歳新人、最年少市長に 秋田・大館、元市議の石田氏
前市長の辞職に伴う秋田県大館市長選が1日投開票され、無所属新人の元市議石田健佑氏(27)が元市議日景賢悟氏(55)=無新=と社会福祉士麓幸子氏(62)=無新=を破り初当選した。石田氏は、現職市長では最も若い兵庫県芦屋市の高島崚輔氏と同年齢で、誕生日の差で全国最年少の市長となる。 【写真】33歳女性、史上最年少の市長に 京都・八幡、無所属の川田翔子氏 23年
石田氏は大館市出身で、東京都内での鉄道会社勤務などを経て2023年の市議選で初当選。選挙戦では対話集会を重ね、企業と行政の連携強化や子育て世帯の支援を訴えた。若手経営者や一部の市議が支援した。 投票率は59.18%で過去最低。選挙戦は人口減少対策などが争点だった。