【MLB】フィリーズがプレーオフ進出に王手 ブリュワーズの地区優勝決定はお預けに
【フィリーズ5-1ブリュワーズ】@アメリカンファミリー・フィールド
日本時間9月18日、フィリーズは敵地アメリカンファミリー・フィールドでのブリュワーズ3連戦第2戦を迎え、投打が噛み合い5対1で快勝。メジャー勝率1位をキープしている。フィリーズ先発のザック・ウィーラーは7回を投げて被安打4、与四球0、奪三振6、失点1の好投で今季16勝目(6敗)をマーク。ブリュワーズ先発のフランキー・モンタスは5回2/3を投げて10個の三振を奪う力投を見せたものの、3失点で11敗目(7勝)を喫している。 【動画】ブライス・ハーパーの2ランでフィリーズが勝ち越しに成功 フィリーズは2回表にニック・カステヤノスの21号ソロで先制すると、同点で迎えた6回表にはブライス・ハーパーの29号2ランが飛び出し勝ち越しに成功。これで勢いに乗ると、続く7回表にはカイル・シュワーバーのタイムリー、9回表にはトレイ・ターナーにもタイムリーが生まれるなど上位打線が機能した。敗れたブリュワーズはギャレット・ミッチェルのタイムリー三塁打による1得点のみと、好投手ウィーラーを攻略することができなかった。 フィリーズはこれで91勝60敗。現在プレーオフ進出のボーダーラインを争っているメッツとブレーブスは直接対決を残しており、両チームがともに92勝以上に到達する可能性はないため、フィリーズはあと1勝すればプレーオフ進出が確定する。 一方試合前の時点で地区優勝へのマジックナンバーを「2」としていたブリュワーズは、地区2位のカブスが敗れたためこの試合に勝てば優勝が決まっていたが、この日はお預けとなった。明日行われるフィリーズとのカード最終戦のあとはダイヤモンドバックス戦と強豪相手のカードが続くが、本拠地で勝って地区優勝を決めたいところだ。