【高校サッカー・大阪全力応援】激戦区・大阪を快勝した「阪南大学高校」を応援したい5つのこと
大阪の南部・南河内地域の松原市に位置し、近鉄「高見ノ里駅」から徒歩10分ほどの所にある「阪南大学高校」。 12 月 28 日に開幕する第103 回全国高校サッカー選手権大会に加盟200校を超える激戦区・大阪府の代表として出場。12 月 31日に初戦となる2回戦では、NACK5スタジアム大宮で新潟代表・新潟明訓と対戦します。 3年ぶり3度目の選手権全国出場となる大阪府代表・「阪南大高」の応援したい5つのポイントを紹介します。
1.かつては野球部、近年はサッカー部・バスケ部が学校を引っ張る
旧・大鉄高校時代には土井正博さん、福本豊さんなどプロ野球名球会入りのレジェンドも輩出している阪南大高。 近年はサッカー部・バスケットボール部が力をつけています。その中でサッカー部は今年夏のインターハイに出場。初戦で熊本の強豪・大津を破って全国で勝利を上げました。 そしてバスケットボール部も夏の全国に続き、冬の全国大会、12月23日から東京で開催される「ウインターカップ」に出場が決定。サッカー部・バスケットボール部とダブルで夏冬全国大会出場を決めています。ダブル夏冬出場は学校史上初の事です。
2.100回大会得点王 最多得点記録保持者 鈴木章斗選手がOB
1964年創部のサッカー部。現在は学校から徒歩3分ほどのところにある人工芝のグラウンドで部員109人が練習をしています。ただ浜田豪監督が就任した25年前には土のグラウンドで当時部員の3年生はわずか6人だったそうです。「就任当初は野球部の伝統のすごさ、力を感じた」と浜田監督も当時を振り返っています。 2008年に強化クラブに指定。その1期生が河田篤秀選手(現・群馬)。阪南大学を経てOBのJリーガー第1号となりました。その後2015年度卒:小松拓幹選手(現・讃岐)。2016年度卒:村瀬悠介選手(琉球⇒現・JFL岡崎)。2017年度卒:小川大空選手(現・愛媛)。2018年度卒:和田育選手(現・沼津)。2019年度卒:高木践選手(現・清水)。2021年度卒:鈴木章斗選手(現・湘南)。合計7人がプロの道に進んでいます。 選手権100回大会では鈴木章斗選手が3試合で7ゴールを挙げ、記念すべき100回大会の得点王に輝きました。中でも2回戦・奈良育英戦での“1試合5ゴール“は首都圏開催となった1976年度以降の選手権における「1試合最多得点記録」として今も歴史に名前が刻まれています。