フェルスタッペン、ドライビングに関する外野からの批判に耳貸さず「僕は3度のチャンピオンだ。自分が何をしているかは分かってる」
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1メキシコシティGPでランド・ノリス(マクラーレン)とのバトルで2度の10秒ペナルティを受けてしまったが、彼は「自分が何をしているかは分かっている」と主張した。 タイトル争いのライバルが絡むアクシデントで2度のペナルティを受けたレース後、フェルスタッペンは多くの質問に直面した。 『Sky Sports』のF1ポッドキャストで1996年のF1チャンピオンであるデイモン・ヒルはフェルスタッペンを批判。メキシコでのレースで「自分を失望させた」と付け加えた。 ヒルのコメントに何か反論があるかと尋ねられたフェルスタッペンは、次のように答えた。 「僕はそういう人の話には耳を貸さない。僕は自分のことをするだけだ。僕は3度ワールドチャンピオンになったし、自分のやっていることは分かっているつもりだ。自分の意見はあるが、それを共有する必要はない」 フェルスタッペンは自身の視点から状況を説明し、これは単に「勝つこともあれば負けることもある」出来事だっただけだと述べた。 「勝つこともあれば、負けることもある。レースでは一般的にそうなんだ」 「僕は勝つのが好きなんだ。負けるのは好きじゃない。負けるのが好きな人はあまりいないと思う。僕はただ結果を最大化しようとしただけで、言ったように、勝つこともあれば負けることもあるんだ」 フェルスタッペンはアドバイスを受ける相手について、客観性に問題がなく、物事をかき乱すことを望まないパドックの人々に限ると付け加えた。 彼はまた、現在のレースルールの状況について、おそらく過剰規制でありサーキットでのドライバーのエチケットを管理するルールが完璧になることはないだろうという立場を保ち、自身の感覚を詳しく語った。 「何秒(のタイムペナルティー)を科すかということでさえ、それほど単純ではない。前にも言ったように、それが有利に働くこともあれば、不利に働くこともある」 「ルールが完璧になることはないと思う。ルールを削除しても、バトルになれば何が許されるのか、許されないのかがはっきりしないので、もっとルールを増やしたくなる。ルールが多すぎると、またルールを減らしたくなる。いつも右往左往しているんだ」 「規制が多すぎると思うか? おそらくそうだろう。一般的に、ルールブックは毎年どんどん増えていっている。それが常に正しい道だとは思わない」 「僕は客観的で、僕に近い人たちの意見に耳を傾ける。一部の人々は非常に迷惑なだけだ。僕はそういう人たちが誰なのか知っている」 「僕は適切な人たちに支えられ、自分自身の決断を下しながら、キャリアのこの段階まで来たと思う。そういう人は、外から見ても心ある良い人たちだ。最も重要なのは、僕が(それが)誰であるかを知っているということだ。ちょっと偏見を持っている人もいる。分かっている。問題ないよ」 「でも、結局は僕の問題じゃない。僕はただ自分の人生を歩み続け、パフォーマンスを続けるだけさ」