<街ぶら>あのCMの建物は大阪・生野だった ロート製薬本社へ
薬膳料理を味わえる福利厚生施設
最後に案内されたのは、福利厚生施設「スマートキャンプ」。1階で毎日20食限定の薬膳ランチが提供されたり、2階では整体ヘッドスパなども受けられる施設も完備。「健康産業にかかわるものとしては、社員が健康でなければいけない」と吉本さん。 訪れたのは夕方だったため、薬膳料理そのものを見ることはできなかったが、中では社員が翌日の準備などをしていた。体調を整える薬膳料理づくりに関する準備などをしている。 「最近では、ロート製薬も食べるもの自体を作ろうとしていて、いわゆる『食ビジネス』に参入してるんです」と吉本さん。実は奈良県宇陀市内で「ハンサムガーデン」という農場をやっているという。宇陀市内の広大な敷地で、様々な野菜が作られており、その食材がこのスマートキャンプ、また、このスマートキャンプの良さを一般の人にも感じてもらうため、大阪市北区のグランフロント大阪にある「スマートキャンプうめきた」で営業する薬膳フレンチレストランにも提供されるという。 そこで、吉本さんから「では、これからハンサムガーデンを案内します」と言われた。まさかのお誘いに筆者も一瞬とまどったが、これは行かない手はない。ということで、次回はこの奈良県宇陀市のロート製薬「ハンサムガーデン」を紹介する。果たして、このネーミングの意味とは!?