高校サッカー 高川学園が前年度王者の青森山田に勝利 青森山田は連覇ならず
第103回全国高校サッカー選手権大会2回戦(31日、青森山田1ー2高川学園、NACK5スタジアム大宮)6大会連続30度目の出場の高川学園(山口)が、前年度王者の青森山田との接戦を制し、3回戦に進出した。 【画像】第103回全国高校サッカー選手権大会の組み合わせ 前半は両チーム激しい攻防で、球際で厳しくボールを奪い合った。そして、後半7分。高川学園が右CKの機会を得る。ペナルティーエリア内で4選手が手をつなぎ、輪になって回転するトリッキーな動きを見せると、そこから好機を演出。DF柿本陽佑(3年)のシュートはゴール左のポストに弾かれたが、こぼれ球を中央に折り返し、最後はFW大森風牙(2年)が頭で押し込んだ。同33分にも味方が得たPKを大森が冷静にゴール右へ決め、突き放した。2021年度大会の準決勝では青森山田に0ー6で敗れていた高川学園が雪辱を果たした。 28大会連続30度目の出場で前年度優勝の青森山田は悲願の連覇を目指し、同36分に1点を返すが、あと一歩及ばなかった。