ポチェッティーノ氏がアメリカ代表監督就任へ 共同開催のワールドカップで躍進なるか
昨シーズン、チェルシーを率いていたマウリシオ・ポチェッティーノ氏のアメリカ代表監督就任が間近に迫っているようだ。イギリス『Telegraph』など、各メディアが報じている。 昨夏チェルシーと2年契約を結んだポチェッティーノ氏だったが、昨シーズンの最終戦後に同クラブと双方合意の上で契約を解除することを発表。チェルシーを1シーズン限りで退任していた。 ポチェッティーノ氏は、イングランド代表のギャレス・サウスゲート監督がUEFA EURO 2024終了後に退任を発表したことを受け、同国の代表監督の後任候補ともなっていたが、アメリカ代表の監督に就任するようだ。なおイングランド代表監督には、U-21で指揮を執っていたリー・カーズリー氏が暫定として監督に就くことが決まっている。 アメリカサッカー連盟は7月10日、今夏行われたコパ・アメリカ2024で同国がグループリーグ敗退に終わったことで、グレッグ・バーホルター監督を解任。メキシコ、カナダとの共同開催で臨む2026年のFIFA ワールドカップに向けて、後任を探していた。 ポチェッティーノ氏がアメリカ代表監督就任となると、自身初の代表監督就任となる。現在のアメリカ代表は黄金世代と呼ばれており、クリスティアン・プリシッチやユヌス・ムサ、ウェストン・マッケニー、フォラリン・バログンなど、トップリーグで戦う実力者を擁しているが、自国開催のコパ・アメリカ2024では期待外れに終わった。ポチェッティーノ氏の下、共同開催のワールドカップで躍進することはできるのか、期待がかかる。 また『Telegraph』は、ポチェッティーノ氏の就任に際して、アメリカサッカー連盟が前所属のチェルシーに補償金を支払う必要はないとしている。チェルシー退任半年以内にプレミアリーグの上位6クラブに就任する場合のみに補償金の500万ポンド(約9億7000万円)を支払う条件があったようだ。
SPOTV NEWS