鈴木誠也と今永昇太の活躍が呼び水になる!? カブス編成本部長が来日の理由は?「他の才能ある選手を探すために…」
鈴木誠也外野手や今永昇太投手が所属するシカゴ・カブスが、再び日本でフリーエージェント(FA)探しを始めているようだ。カブスはスカウトを派遣するだけでなく、ジェド・ホイヤー編成本部長が複数回にわたって直接日本へ訪問していると、米メディア『スポーツ・モックリー』が報じている。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング カブスは2022年3月に広島東洋カープから鈴木を獲得し、2024年1月には横浜DeNAベイスターズから今永を補強した。いずれの選手も活躍しており、カブスは日本人選手を高く評価していると考えられる。それを裏付けるように、同メディアは「カブスは先週、NPBで行われた千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手の投球を観戦するためにスカウトを派遣したMLBチームの一つであり、ホイヤーも直接来場していた」と報じ、次のターゲットの調査を行なっていることを示唆した。 ただし、同メディアは佐々木の将来の移籍先として、カブスよりもロサンゼルス・ドジャースの方が可能性が高いと考えている。とはいえ、カブスは佐々木だけを狙っているのではなく「佐々木に注目が集まる一方で、ホイヤーはFAで獲得できる他の才能ある選手を探すために日本へ行ったと思わざるを得ない」との見解を示した。そして、「鈴木と今永の最近の活躍により、カブスは日本の最高の選手たちにシカゴに来てもらいやすくなる。新たなリーグに移籍してもらうための強力な根拠を間違いなく提示できるだろう。冬が近づくにつれ、もっと多くの選手の名前が明らかになるだろうが、カブスが再び日本のトップFAを獲得できたとしても驚かない」と報じている。
ベースボールチャンネル編集部