ビッグマッチに臨む古巣ミランにコスタクルタ氏が見解「ユーヴェに負けないことを目指すべき」今季驚いたチームは? | セリエA
【欧州・海外サッカー ニュース】元イタリア代表DFのアレッサンドロ・コスタクルタ氏が、古巣のミランとユヴェントスのビッグマッチなどに見解を示した。 【動画】かつてない決定力!カリアリ戦のレオンは今季最高バージョン
ミランの下部組織出身で、UEFAチャンピオンズリーグ優勝やスクデット獲得を経験して輝かしいキャリアを築いたアレッサンドロ・コスタクルタ氏。そんなミランOBが17日、パデルの大会を訪れた際、次節でユヴェントスと対戦する古巣について語った。イタリア紙『Tuttosport』が伝えている。 パウロ・フォンセカ率いるミランは、前節で格下のカリアリと引き分けて勝ち点「17」で7位に沈む。消化試合が1試合少ないとはいえ、6位ユヴェントスとは6ポイント差となっており、日本時間24日に予定されている直接対決では負けないことが重要になると、コスタクルタ氏が指摘した。 「極めて重要な一戦になるだろう。もし勝ち点差が広がれば、上位に多くのチームが付けている中で、ポイントを取り返すことは簡単ではなく、ミランにとって心理的に難しくなる。ユーヴェはその点、より穏やかに臨めるだろう。チアゴ・モッタのチームは元気があり、若くて面白く、良くなってきている。ミランは負けないことを目指さなければならない」 ミランOBは、振る舞いが問題視されたものの、直近の試合で躍動した10番のラファエウ・レオンに期待を寄せている。 「レオンは付加価値となれるか? 彼が直近の試合のパフォーマンスでより継続性を示し、決定力を示したことは、ミランにとって朗報だ。きっとミランが追い上げを図る中で助けになるだろう。それだけではない。イタリアのカルチョにも貢献できるはずだ。レオンが復活したことは、みんなにとって良いことだ」 また、コスタクルタ氏は、今シーズンのセリエA12試合を終え、2位アタランタと勝ち点「25」で並ぶフィオレンティーナとラツィオが自身にとってサプライズであったことを明かした。 「私が一番驚いたチームは、ラツィオとフィオレンティーナだ。(マルコ)バローニがお披露目された時は悲観的だった。彼は過去に、良い指揮官であることを証明していたが、セリエAやヨーロッパの舞台で、これほど良い成績を収められることを予測するのは難しかった。(ラッファエレ)パッラディーノはモンツァで注目を浴びて若手指揮官の中で頭角を現し、興味深い指揮官であることは知られていた。彼とフィオレンティーナは、素晴らしい未来が待っているだろう」 試合情報 ミラン vs ユヴェントス 試合時間:2024年11月24日(日)日本時間2:00 会場:サンシーロ
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