原嘉孝、室龍太、高田翔、寺西拓人「俳優企画(仮)」第1作開幕「ぼくらがやるから意味がある」
室龍太(35)高田翔(31)寺西拓人(29)原嘉孝(29)が、出演舞台「カリズマ」(15日まで、東京・品川プリンスホテルクラブeX)公開ゲネプロに出席し、初日を前に意気込みを語った。 【写真】舞台「カリズマ」初日を迎え、ポーズをとる寺西拓人、室龍太、高田翔、原嘉孝 4人で発足させた創作プロジェクト「俳優企画(仮)」の企画第1弾。原が「良い意味で裏切れるような作品」とするように、国民的スターを取り巻く人間関係に秘められた真相が見え隠れするサスペンス・コメディー。アイドルの苦悩にフォーカスした意欲作だ。 第1弾作品の構想にあたり、4人の経歴や半生をクリエーター陣が聞き取り、制作の参考に取り入れた。原は「僕だったらグループ解散しちゃったりとか悔しい思いがあって。それぞれの思いをクリエーターさんたちがぎゅっといろんな要素を詰め込んでくれた。それぞれリンクする部分があるんです」と紹介。地続きな部分もあるとし「ぼくら本人たちがやるから意味のある作品になったのかなと思います」とかみしめた。寺西は「形になったのはすごくうれしいです」、高田も「役と自分たちの関係とか自分たちがにじみ出せるところを出せたらと思います」と感慨に浸った。 同期入所のタレントらがデビュー組としてアイドル業で活躍するなか、舞台やミュージカルなど「俳優部」で経験を積んできた4人の記念作。室は「いろんな人に携わってもらったので、この4人でしかできない物をお客さまに届けられたら届けられると思っております。自信を持ってこの作品をアピールしていきたいと思います」と声を張った。 ▼あらすじ 国民的スターの葉山リクがかつて所属していたアイドルグループ『スクエアーズ』について取材しようと、番組ディレクターの三崎(寺西)が元メンバーに接触を試みるところから始まる。元メンバーの3人は芸能界を引退しており、長沢ダイ(原)は実家の会社を継ぎ、戸部ムツミ(高田)は主夫として子育てを、鶴見コースケ(室)はVチューバーになっていた。青春エピソードを聞き出そうとした三崎だったが、3人からは語られたのは、葉山のスター性の陰に隠れたじくじたる思いだった。 【望月千草】