04年凱旋門賞バゴが種牡馬引退「功労馬として余生を過ごします」代表産駒クロノジェネシスなど
日本軽種馬協会（JBBA）でけい養されている凱旋門賞馬バゴ（牡23）の種牡馬引退が決まった。同協会の遊佐繁基氏が26日、自身のX（旧ツイッター）アカウントに「アルデバラン、スクワートルスクワート、バゴ、デビッドジュニアが種牡馬を引退しました。今後は北海道のJBBA静内種馬場で功労馬として余生を過ごします」と投稿している。 バゴは父ナシュワン、母ムーンライツボックス、祖母の全兄がマキャヴェリアン、5代母が名牝ナタルマ（ノーザンダンサーの母）という血統。ニアルコスファミリーが所有し、現役時は04年の凱旋門賞などG1・5勝を挙げている。05年のジャパンC（8着）を最後に現役を引退し、日本で種牡馬入りした。 種牡馬としては初年度産駒で菊花賞を制したビッグウィーク、20年の宝塚記念、有馬記念などG1・4勝のクロノジェネシスなどを出し、今年デビューした2歳馬はトータルクラリティが新潟2歳Sを制覇。日曜東京の天皇賞・秋にはステラヴェローチェが出走予定となっている。 JBBAはこの日、新たに凱旋門賞馬ソットサス、サブノジュニア、レッドベルジュールの導入を発表した。
