「チーム一丸で全国制覇」 天理、選抜旗授与式350人参加 /奈良
<センバツ2020> 第92回選抜高校野球大会(毎日新聞社など主催)に5年ぶり24回目の出場となる天理で22日、選抜旗の授与式があった。教職員や生徒ら約350人が参加して見守るなか、一色昭宏・毎日新聞奈良支局長から、竹森博志校長を介して下林源太主将(2年)に選抜旗が手渡された。 【動画】センバツ出場校、秋季大会熱闘の軌跡 一色支局長は「甲子園への思いを全てぶつけるため、けがのないように全力で戦ってほしい」とする丸山昌宏同社社長のメッセージを代読。新田泰三県高野連会長は「甲子園では一人一人が一生の思い出に残るような時間を過ごしてほしい」とあいさつした。 また、竹森校長は「県予選から近畿大会へ進んでいったあの時の気持ちに今一度立ち返り、受け身になることなく、たくさんの感動と勇気、元気を届けていただきたい」と選手たちを激励。下林主将は「お世話になっている方々に喜んでいただけるよう、全国制覇を目標にチーム一丸となって全力で戦います」と決意表明した。 大会は3月13日に組み合わせ抽選会があり、同19日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕。手渡された選抜旗は開会式の入場行進で掲げられる。【小宅洋介】