「変わった服は選ばない」人気スタイリストが新調した「ベーシックな黒ニット」
毎日のように新しい服を手にするスタイリストという職業。そんなファッションのプロは服のどこを見てどう選ぶのか?季節の始まりにありがちな買い物の一助になりうる視点をクローズアップ。裏付けとなるスタイリング提案もお見のがしなく。 ≫【写真・ニットのプライスなど詳細▶着回し4パターンの一覧】人気スタイリストが選んだ「どう合わせても違和感が出ない」確実に使えるベーシックアイテム 【スタイリスト・樋口かほりさん】 カジュアルをベースに、「ふつうなのに新鮮」の絶妙なバランスに業界でもファンが多数。自身の買い物はネットよりもショップで手にとって吟味したい派。
.「まずは基本中の基本だけで」 黒リブニットとブルーデニムという何度も見てきた組み合わせも、ひとつひとつが更新されているから前向きになれる。着方にも新鮮さを味わえる工夫がアリ。 「わかりやすい更新ポイントは、黒ニットのそでの長さ。このたるみのかわいさを生かしたいので、タックINしてほかはミニマルにまとめました。小物もシンプルな黒のレザーで統一。デニムといえども緊張感があるので意外とシーンを選びません。 そんな表情を少しくずすための役割としてストールを携帯。手に持ったり、肌寒くなったら首に巻いたり、1つあると1日の中で着こなしに変化を期待できます。基本カジュアルなので、紹介するすべてのスタイリングにピアスは必須。ナチュラルなメイクが似合う服でもあるので、女っぽさを補う要素としてもピアスがあると安心します」(樋口さん)
Composition&Text_GISELe