「仕事が楽しくない…」自分を幸せにするキャリアを手にするための5つの質問
仕事を楽しめない、行き詰まったと感じることはないでしょうか。月曜の朝に意欲満々で出勤したのはいつのことだったでしょうか。 何かを変えなければいけないと心の底ではわかっていても、どこから手をつけていいのか、と感じることはありませんか。 有意義なキャリアチェンジを目指すうえで重要なのは、まず一旦立ち止まり、自分にとって本当に大切なことは何かを考えることです。 充実したキャリアへ向けて方向転換するには、まず本当にやりたいことが何かを自覚する必要がありますが、これが自然と浮かび上がってくることはありません。まず自分の目標や判断基準を定める必要があります。 次に挙げる5つについて自問自答して、幸福感をもたらすキャリアを目指しましょう。
1. しぶしぶ働いてる? それともエンジョイしてる?
まず自問してみること、それは、仕方なく働いているのか、それとも本当にエンジョイしているのかです。 筆者にもいえることですが、なにかを積極的に変えていくほど気持ちに余裕がなく、現状維持に終始してしまっていないでしょうか。本当に耐えられない事態になるまでは、「自分が本当に幸せになるには何が必要か」とは深く追及しないまま来てしまっているのでは? 筆者がキャリアにおいて経験したことをお話ししましょう。 昇進が叶い、グローバル・マーケティングの仕事に就いたことがありました。それまで望んでいた、よりスケールの大きいグローバルなイニシアティブに携わることができると当初考えていたところ、実際には組織内の政治や社内のステークホルダー管理に終始する役割だということがわかり、満たされない気分になりました。 私の意見はたびたび否定され、それはもはやマーケティングの仕事ではありませんでした。仕事の満足度は大きく落ち込みました。 組織で働く限りステークホルダー管理は避けて通れないのはわかっていましたが、本来のマーケティングの仕事と社内政治とのバランスが完全に崩れていると感じるようになりました。