甲子園駅前で能登半島地震の支援呼びかけ センバツ期間、募金活動
第96回選抜高校野球大会の期間中、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)の近くでは、元日に発生した能登半島地震の復興支援の街頭募金活動が行われる。会場は阪神甲子園駅の駅前広場で初日の18日は開会式に先駆け、午前8時すぎから支援が呼びかけられた。 【写真特集】センバツ出場の知らせを受け喜ぶ選手たち 募金活動には日本ボーイスカウト大阪連盟、同兵庫連盟が協力する。青いテントの前でカーキのシャツに帽子姿の隊員らが「能登半島地震への支援をお願いします」と大きな声で呼びかけると、球場へ向かう親子などが次々と募金箱に支援金を投じていた。 募金活動は大会期間中の試合開催日、第1試合の開始1時間前から、その日の最終試合の五回終了まで行う。寄付金は毎日新聞大阪社会事業団を通じ、全額が能登半島の被災地支援にあてられる。【小坂春乃】