スペイン王室が危機!? 君主制度存続への険しい道を専門家が解説
デル・ブルゴの主張の性質、そして特にフェミニストたちの反応を考えると、1868年にイサベル2世が退位して以来、女王が君臨していない国で、レオノール王女が長年女性問題を抱えてきた王室の救世主になるかもしれない、というのは印象的なことだ。 「今は女性の世紀であり、レオノール王女はヨーロッパの他の女王たちと同じ時期に王位に就くでしょう」とサルサレホスは言う。「これは私たちの国に対する違った見方を生み出す素晴らしい機会になるはずです」 写真/パリオリンピックを現地観戦したレオノール王女(左)と妹のソフィア王女(右)。
Translation & Text : Naoko Ogata