<熊谷俊輝×浦和希>アニメ「多数欠」最終回直前インタビュー 互いにリスペクトし合う関係性
浦さん 運動は球技以外ならできます……(笑)。スノーボードは得意ですよ。大学生の時に友達に誘われて初めてスノボに挑戦したところ、1日目の午前中はボロボロになりながら滑っていたものの、午後から急に滑れるようになって自分でもびっくりしました。2日目に調子に乗って滑っていたら思いっきり転倒して首から落ちたのですが、幸い何の後遺症もないので、しぶとさも龍太に似ていると思います(笑)。
--使ってみたいと思った特権利はありますか?
浦さん 龍太の「融合権」かな。一つの犠牲の上に成り立っていますが、いろいろなものを融合できるので、もう何でもできますよね。最近スカイダイビングにサッカー、スキューバダイビング、登山などをやりたい欲が強くなっていて。いろいろな人と融合して、その犠牲の上で僕という人生を歩んでいこうかな~と。俊輝君の声も狙っています。冗談です(笑)。
熊谷さん アニメを見て改めて、生徒会長・八木橋藤十郎(やぎはし・とうじゅうろう)の「誘導権」が汎用性高いなと思いました。日常生活で使ってみたいです。有効範囲が半径10キロぐらいみたいなので、学校に向かう途中致命的な忘れ物をしてしまっても取りに行けるというか、誘導して持ってこられる。汎用性が高そうなので、使ってみたいですね。
--最後に、最終回の見どころをお願いします。
熊谷さん 最終戦がどう終わるのかも見どころだし、個人的にはやっぱり頼音と皇帝・陽翔との関係がどう変わっていくのかにも注目していただきたいです。
浦さん 走り続けてきたみんなの物語がようやく集結する感覚があるので、すっきりできる最終回だと思います。ちょっと悲しくなっていた気持ちも和らぐし、みんなを救ってくれるようなエンドだと思っています。(取材・文・撮影:遠藤政樹)