【今日の注目ポイント】東京でAR共和国杯と京都ではみやこS
11月3日(日)は東京・京都・福島の3場開催。3日の天気は東京が晴れ時々曇り、京都が晴れ、福島が晴れの予報となっている。 【写真】サンライズジパングのこれまでの軌跡 ■アルゼンチン共和国杯でサヴォーナが重賞初制覇を狙う 東京11Rは芝2500mのアルゼンチン共和国杯(GII)。サヴォーナは重賞勝ちこそないが、中長距離のGIIで2着が2回。ここに入ると実績上位と言えるだろう。東京コースも問題なさそうで、重賞初制覇なるか注目したい。対するは重賞でも崩れず上位争いしているクロミナンス、休み明けも馬場が合いそうなマイネルウィルトスなど。 ■みやこSでサンライズジパングが重賞2勝目を狙う 京都11Rはダート1800mのみやこS(GIII)。サンライズジパングは、春はクラシック路線を歩み、皐月賞と日本ダービーに出走。ダートに矛先を戻した不来方賞を勝ち、ジャパンダートクラシックで3着。このメンバーでも力上位で、重賞2勝目なるか。対するは実績上位のオメガギネス、京都に戻って見直したいミトノオーなど。 ■みちのくSでエターナルタイムが今度こそOP初勝利を狙う 福島11Rは芝1200mのみちのくS。前走は惜しくも2着だったエターナルタイムが、このメンバーなら押し切りが濃厚だ。OP初勝利を期待したい。対するは当条件好相性のデュガ、休み明けを叩かれたペアポルックスなど。 ■錦秋Sでサルヴァトーレが今度こそ決めるか 東京10Rはダート1600mの錦秋S(3勝)。サルヴァトーレはこのクラスで3戦連続で2着。敗れた馬は皆強く、この馬の能力も高い。今度こそ勝ってOP入りなるか。対するは末脚強烈なリバートゥルー、休み明けを叩かれたフェブランシェなど。 ■もちの木賞に大器クァンタムウェーブが登場 京都9Rはダート1800mのもちの木賞(2歳・1勝)。クァンタムウェーブの初戦は出脚が鈍かったが、スムーズに好位を確保。早目に動いて先頭に並び掛け、追われてからもしっかりと伸びて完勝した。筋肉のボリュームにあふれる好馬体で、能力はかなり高い。ここでどんな競馬になるのか注目したい。対するは芝から矛先を変えてくるマテンロウサン、ダート替わりの前走で圧勝したマテンロウブレイブなど。 ■東京4Rの新馬戦でシンメイフジの仔フルドドなどがデビュー 東京4Rは芝1400mの新馬戦。10年関東オークスなど、重賞2勝を挙げたシンメイフジの仔でジャスタウェイ産駒のフルドドが石川裕紀人騎手でデビューする。 ■京都4Rの新馬戦でナックビーナスの妹セイプリーズなどがデビュー 京都4Rは芝1200mの新馬戦。全姉に18年キーンランドCを勝ったナックビーナス(父ダイワメジャー)がいる、ダイワメジャー産駒のセイプリーズが古川吉洋騎手でデビューする。また、10年マーメイドSを勝ったブライティアパルスの仔でカレンブラックヒル産駒のブライティアブーケが松山弘平騎手でデビューする。 ■京都5Rの新馬戦でレッツゴードンキの仔アスクヴォルテージ、レシステンシアの半妹エスタンシアなどがデビュー 京都5Rは芝1800mの新馬戦。15年桜花賞など、重賞2勝を挙げたレッツゴードンキの仔でFrankel産駒のアスクヴォルテージが松山弘平騎手でデビューする。また、半姉に19年阪神JFなど、重賞4勝を挙げたレシステンシア(父ダイワメジャー)、半兄に21年京成杯を勝ったグラティアス(父ハーツクライ)がいる、ドゥラメンテ産駒のエスタンシアが北村友一騎手でデビューする。 ■武幸四郎調教師のバースデー 3日は武幸四郎調教師の46歳のバースデー。 ■米国ではブリーダーズカップ 米国ではブリーダーズカップが行われており、ターフ、クラシック、フィリー&メアターフ、マイルの4競走では国内でも馬券発売が実施されている。 ■地方競馬で4重賞 ・ばんえい帯広競馬場では20時05分にばんえい菊花賞(重賞)が行われる。 ・盛岡競馬場では18時15分にプリンセスC(重賞)が行われ、園田プリンセスC3着のヴィルミーキスミーなどが出走する。 ・金沢競馬場では18時05分に北国王冠(重賞)が行われ、ホッカイドウ競馬のブラックバトラーなどが出走する。 ・高知競馬場では17時35分に土佐秋月賞(重賞)が行われ、JpnIでも健闘するシンメデージーなどが出走する。