アメリカ大統領選ではなんでもアリ!? 嘆願書に署名で「毎日1人に100万ドル授与」と実業家マスク氏
アメリカ国内だけでなく、大阪の街でも大激戦となったアメリカ大統領選挙ですが…。 大阪ではハリス氏に軍配が上がりました! それでも接戦といったところでしょうか。
■トランプ氏支持の大富豪イーロン・マスク氏が112億円献金
そんな「関西の激戦州」から、およそ1万キロ離れた「本場・アメリカの激戦州」では。 【記者リポート】「アリゾナ州のトランプ氏の演説会場前です。熱狂的なサポーターがすでに集まっています」 メキシコに接し、移民問題が大きな争点となっているアリゾナ州で、トランプ前大統領が支持を訴えました。 【共和党 トランプ前大統領】「11月5日に私が勝利すれば、移民の侵略は終わり、わが国の復興が始まる」 こうした政策に共感し、いまトランプ前大統領を強く押し上げている存在が、起業家で世界有数の富豪イーロン・マスク氏です。 【トランプ氏支持 実業家 イーロン・マスク氏】「私はただのMAGAではなく、ダークMAGA(熱烈なトランプ支持者)です。ここにいられて光栄です」 マスク氏は7月にトランプ前大統領への支持を表明して以降、集会に参加するなど支援を続けています。 さらに自身が設立したトランプ前大統領を応援する、政治資金管理団体「AMERICAPAC」に7500万ドル=日本円で112億円あまりを献金したことも明らかに。
■激戦州で署名をした有権者を紹介したら1人7000円の謝礼金 署名活動する母子を取材
その多額の献金は、一体どこに流れているのか。 アリゾナ州の演説会場で、FNNの取材班が目撃したのは。 【オリバー君(13)】「皆さん、聞いて下さい。これは私たちの表現の自由と、銃所持の権利を守るためにトランプ氏を支援するマスク氏の嘆願書です。署名をお願いします」 マスク氏が呼びかけた、「言論の自由と銃所持の権利」を支持する嘆願書への署名を集めていたのは、13歳のオリバー君と母親のアニーさん。 この嘆願書はトランプ氏の政策と重なっていて、マスク氏は、激戦州で署名をした有権者を紹介した人に1人につき47ドル、およそ7000円を支払うと発表しました。 2人の署名活動の目的は、その謝礼金なのです。 (Q.いくら欲しいですか?) 【オリバー君(13)】「5000ドル(75万円)から1万ドル(150万円)くらいかな」