手術中に神経切断で後遺症 赤穂市民病院の元医師を在宅起訴 他にも約半年間で手術した2人が死亡、6人に障害
MBSニュース
4年前、兵庫県赤穂市の病院で手術中に患者の神経を切断し、後遺症を負わせたとして、執刀医が在宅起訴されました。 業務上過失傷害の罪で在宅起訴されたのは、赤穂市民病院に勤務していた医師の松井宏樹被告(46)です。 起訴状などによりますと、松井被告は2020年1月、70代の女性の腰の骨を手術した際、誤って腰の神経の一部を切断し、両足まひなどの後遺症を負わせたとされています。 松井被告ををめぐっては、2019年から約半年間に担当した手術で2人が死亡、6人に障がいが残る医療事故が発生しています。 神戸地検姫路支部は松井被告の認否を明らかにしていません。
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