加齢に伴うぽっこり下腹&垂れ尻を中島史恵さんのヨガでリセット!【中島史恵メソッドで、更年期も快適&美しく! ⑩】
40代、50代女性には、更年期による体調不良のほかにボディラインのくずれも気になっている人が多数。なかでも、ぽっこり下腹とお尻のたるみには多くの人が悩んでいるよう。そんな悩みを解決するポーズを、ヨガインストラクターの中島史恵さんに教えてもらった。今日から実践して、ボディラインのくずれをリセットしよう!
ぽっこり下腹は骨盤を正しい状態に戻すこと、お尻のたるみは、お尻だけでなく内もも&裏ももの筋肉を鍛えることがポイント
まずは、下腹がぽっこり出てしまったときにおすすめのヨガのポーズについて伺った。 「下腹がぽっこり出てしまうのは、もちろん食べすぎなどの食事も原因ですが、その他に骨盤の傾きも関係しています。骨盤が後傾していると猫背になって内臓が下がるうえ、腹筋が使われにくくなるので下腹がぽっこり出てしまいます。逆に骨盤が前傾して反り腰になっていても、脂肪や内臓が前にせり出してしまううえ、この場合も腹筋が使われにくくなるので、結果的にぽっこり下腹を招きます。 ですから、ぽっこりお腹を改善するには骨盤を真っすぐニュートラルな状態に戻すようなヨガを取り入れることがポイントです。骨盤を動かすことで正しい状態にリセットされるだけでなく、腹筋や骨盤底筋が鍛えられるので、下腹が引き締まりやすくなります」 では、お尻のたるみに効果的なヨガとは? 「お尻がたるんでしまうのは、お尻の大臀筋が衰えることが大きな原因。それだけでなく内ももや裏ももの筋肉の衰えも原因で、これらが重なるとお尻を下から支えられなくなって、お尻と太ももの境目がなくなり、なだれが起きるようにたるんでしまうのです。ですからヒップアップするには、お尻の大臀筋だけでなく、内ももや裏ももの筋肉も鍛えることが大切。そしてこれらをまとめて鍛えられるのが『橋のポーズ』です。これを習慣にすれば、キュッと引き上がったキレイなお尻が取り戻せます」 以下が、ぽっこり下腹とヒップアップにおすすめのポーズ。実践して、ボディラインをすっきり引き締めて。
ぽっこり下腹に効果的<骨盤リセットのポーズ>
あお向けで骨盤を前傾、後傾させる動きによって骨盤を真っすぐな状態に戻すポーズ。腹筋や骨盤底筋が鍛えられ、お腹が引き締まる。