中山美穂さん 「もう一度聴きたい曲」がよみがえらせる「片思い」「叶わぬ恋」の記憶 アンケートに寄せられた熱いコメント
■デュエットした「世界中の誰よりきっと」 2位となった「世界中の誰よりきっと」は、ロックバンドWANDSとコラボレーションし、大ヒットした曲。「カラオケで歌った」「カラオケでよく聞いた」というコメントが目立った。 そしてテンポがよく、この曲で前向きになれた、というコメントも多かった。 「彼女と別れた直後だったので、勇気をもらいました」(50代、男性) 「ちょうど第一子の子育てに奮闘中でした。母親になった自分が独身時代を回顧させられました。とても前向きになれた一曲です」(60代、女性) 「すごく口ずさみやすく、頭から離れなく、この曲を聴くと美穂さんの楽しそうな笑顔がすぐ浮かび、私も自然と笑顔になれるので選びました」(40代、女性) また、男女がコラボで歌う曲のため、恋人らと一緒に歌った思い出を寄せてくれた人も。 「今の旦那様と付き合ってる時、初めてデュエットした曲です」(50代、女性) 「気になる人とデュエットでよく歌いました」(50代、男性) 「カラオケが大好きだったので自分の結婚式で旦那と二人で歌った歌!とても思い出深い大好きな歌です!」(50代、女性) ■自分を重ねた「ただ泣きたくなるの」 3位にランクインした「ただ泣きたくなるの」は、中山美穂さん本人が主演したドラマ「もしも願いが叶うなら」の主題歌。歌詞とメロディーの素晴らしさを挙げ、シンプルに「好き」という声が集まった。 切ない歌詞とメロディーに自分自身を重ね合わせ、曲とともに想起される当時の記憶。リアリティーのあるコメントが多かった。 「若い時に付き合っていたカノジョが歌詞のまんまの所作だった。当時は、私が照れ隠しでわがまま言ってカノジョを振り回していて…。そんな時にリリースされた中山美穂のこの曲を、カノジョに知られないようにしながらよく聴いていたものです。その後、そのカノジョとは些細な諍いから別れましたが、失くしてはじめて存在の大きさに気付かされるという、よくあるエピソード。この曲は、どんなに時が経っても、あの居心地の良かったカノジョをいつでも隣に感じさせます」(50代、男性) 「遠距離恋愛をしていた20代の頃、久し振りに逢えた彼とカラオケに。数時間しか一緒に居れずその時の心情で歌ったものです…今でも聴くと当時を想い出します」(50代、女性) 「一人暮らししていた彼氏の部屋の前で帰りを待っていたことを思い出します。その彼氏はいまの旦那です。いまとなっては一緒にいるのが当たり前ですが、この曲を聴くと当時の記憶がよみがえり、なんだか恥ずかしさがこみ上げてきますがとても好きな曲です」(50代、女性) 「好きな人を思いながら、歌いました。ただ、お互いに結婚していたので叶わぬ恋でした」(60代、女性) 心に刻まれた中山美穂さんの曲と思い出。これからも消えることはないだろう。
AERA dot.編集部