終盤のバーディラッシュで石川遼が2年ぶり19勝目 1打差2位に21歳の金子駆大 河野祐輝は”誤球”に泣く
<JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品 最終日◇24日◇西那須野カントリー倶楽部(栃木県)◇7036ヤード・パー72> 【神レッスン】緊張した場面に強くなる 石川遼が取り組む驚愕の練習法 国内男子ツアーの最終ラウンドが行われ、首位と2打差の2位から出た石川遼が6バーディ・2ボギーの「68」で回り、トータル21アンダーとして逆転で今季初優勝、2年ぶり通算19勝目を挙げた。 前半2つ伸ばして単独首位で折り返した石川は、後半に入り11番パー5でボギーをたたき、一時は首位陥落。しかし、13番、14番で連続バーディを奪い再び首位に並ぶと、16番パー5で頭一つ抜け出し、17番パー3では1打目を50センチにつけて後続を突き放した。 1打差の2位には金子駆大、2打差の3位タイには、田中裕基、H・W・リュー(韓国)が入った。前年覇者の谷原秀人は、この日「65」をマークし、トータル17アンダー・9位タイで4日間を終えた。 単独首位から出た36歳の河野祐輝は、14番を終えた時点でトータル20アンダー・首位タイにつけていたが、15番パー4で大トラブル。ラフからの2打目がフライヤー気味に飛び、グリーンを大きくオーバーして奥の茂みの中に消えた。茂みの中でボールを見つけ、3打目を打ってグリーン近くまで運んだ、と思われたが、まさかの誤球。正規のボールを茂みの中で見つけて、アンプレヤブルを宣言して元の位置に戻るなど、このホール「9」として優勝戦線から脱落した。一時は19位タイまで落としたが、17番、18番の連続バーディでトータル・17アンダー・9位タイで競技を終えた。