「道の駅」の進化が止まらない⁉隈研吾の建築に温泉、グランピング、小学校のお泊り体験まで!ドライブの目的地にしたい個性派・道の駅ランキング
夏のドライブを快適に、楽しくするために欠かせない存在が、道の駅。道中の立ち寄りどころのイメージもありますが、全国には目的地となるような魅力的な道の駅が多く存在します。今回は、建築家が手掛けた建物も楽しめる道の駅をはじめ、個性が光るユニークな全国の「道の駅」を編集部が厳選!子どもたちも楽しめる場所もいっぱいです。夏休みの計画の参考にぜひ活用してくださいね。 【写真で見る】夏のドライブに!個性が光るおしゃれな「道の駅」10選
1 道の駅おおゆ〈隈研吾〉/秋田県
2018年4月にオープンした「道の駅おおゆ」は、約800年の歴史を持つ「大湯温泉」の文化と魅力を発信する道の駅です。 運営コンセプトである「縁が輪になる、大湯のえんがわ」 を表現するように建てられた建築は、大人気の建築家、隈研吾さんが設計しました。いたるところに配されたリングの集合体は、地域の伝統工芸として知られる「曲げわっぱ」にヒントを得てデザインされています。 施設内には、地元の野菜や秋田のグルメが並ぶ「大湯えんがわショップ」や、銘柄牛を使ったメニューを揃える「大湯えんがわカフェ」などがあり、 毎月4と9のつく日は「大湯えんがわ市スペース」で市場も開かれます。 大湯温泉郷の源泉を引いた足湯や「温泉じゃぶじゃぶ池」は、無料で利用できるので、旅の疲れを癒やしてみてください。 秋田県鹿角市十和田大湯字中谷地 19
2 道の駅 ましこ〈マウントフジアーキテクツスタジオ〉/栃木県
マウントフジアーキテクツスタジオが設計を手掛けた「道の駅 ましこ」は、美しい道の駅としても有名です。 周囲の山々が折り重なる様を表現した大きな屋根と、益子焼で使われる黄土を使用した土壁が特徴的で、益子の町に溶け込むようにデザインされました。 高い天井とガラスによる開放感が気持ちのよい内部空間には、地元で育った農作物やピクルスやジャムなどの加工品、手仕事の町ならではの工芸品をそろえるマルシェ、新鮮な食材でつくられた定食やスイーツを提供するレストラン 、観光案内や移住の相談のサービスを受け付ける「ましこのコンシェルジュ」などを用意しています。 栃木県芳賀郡益子町長堤2271