「なんかワクワクしたっす」「間違いなく一番強いチーム」 4カ月ぶり1軍復帰のソフトバンク柳田悠岐にモイネロらナインも興奮
◆ソフトバンク1―0オリックス(30日、みずほペイペイドーム) ソフトバンクの柳田悠岐が、4カ月ぶりに1軍の舞台に帰ってきた。 ■デビュー前夜、高まる期待が重なり合って…【写真】 「2番指名打者」で先発出場すると、早速1打席目に山下舜平大の154キロの直球をはじき返し、右前打を放った。今季初めて一緒にプレーした正木智也は「1打席目から合わせていってヒット打つのはすごいなと思った。(チームの雰囲気も)明るくなったし、人間的にもすごい人」と目を輝かせた。 柳田は5月31日の広島戦(みずほペイペイドーム)で右太もも裏を負傷し、戦線離脱。翌日の試合から3番には栗原陵矢が座った。その栗原がこの日、ドームを訪れると思わず顔がにやけた。「ロッカーにギータさんがいて、近藤(健介)さんがいて。なんかワクワクしたっすね。うれしかったっす」。 この試合、5回無失点に抑え、防御率リーグトップの1・88を残すリバン・モイネロは、「投手もそうだが、みんなモチベーションにつながると思う。ホークスはみんながケガ無く揃っていたら間違いなく一番強いチーム。そういう意味ではギータも大事なピースだと思う」と主砲の存在意義を語る。クライマックスシリーズに向けて、順調に〝最強軍団〟がそろいつつある。(大橋昂平)