〔ロンドン外為〕円、152円台前半(8日正午)
【ロンドン時事】週末8日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、米長期金利の低下を背景に円が強含み、1ドル=152円台前半に上昇した。正午現在は152円38~48銭と、前日午後4時(152円91銭~153円01銭)比53銭の円高・ドル安。 円は、日本の加藤勝信財務相による円安けん制発言で下支えされる中、時間外取引で米金利低下を眺めた円買い・ドル売りが進行。持ち高調整の動きも出て152円10銭台まで押し上げられた。ただ、午後の米経済指標や連邦準備制度理事会(FRB)高官の発言を控える中、米金利が下げ幅を縮め、円はやや軟化した。 対ユーロは1ユーロ=164円31~41銭(前日午後4時は165円32~42銭)と、1円01銭の円高・ユーロ安。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0778~0788ドル(同1.0806~0816ドル) ポンドは1ポンド=1.2900~2910ドル(同1.2991~3001ドル)。