記者の実家も立ち退きに…どう決まる?道路建設【#みんなのギモン】
事業が始まると何年で道路ができるの?
東京都によると一般的なスケジュールとして事業概要説明会から用地測量の実施までがおおむね2年。その後、国から認可を取得し、用地折衝・協議、物件移転、工事開始と進み、道路が完成するまでをおおむね7~10年と見込んでいます。 東京都北多摩南部建設事務所の担当者 「用地買収を1軒1軒やっていきますし、個別の事情もありますのでかなりの時間がかかります。そのため工事開始時期が延びることもあり得ます。府中3・4・3号線の今回の事業予定範囲以外の区間については、住宅が密集し工場や病院などがあることから、まだ進められていませんが、準備が整った所から並行して事業を進めていきたいと考えています」 記者の実家の土地は、今すぐに測量や用地買収の交渉が始まるという状態ではないですが、計画は着々と進められていることがわかりました。
公共の道路…しかし
新しい道路が作られることで、渋滞の緩和や災害時の避難路の確保、生活道路に流入していた車が減少するなど、地域の安全性の向上も図られます。 一方で「立ち退き」により今まで暮らしていた生活の場などが失われることになります。行政側と補償交渉を行い、代替地を探し、引っ越す事は大変な労力です。その時になって慌てないよう、自宅や実家が道路計画の線上に入っていないか、一度、詳細に確認することをお勧めします。 ●あなたの身の回りの怒りやギモンをお寄せください。お寄せいただいた情報をもとに日本テレビ報道局が調査・取材します。 #みんなのギモン https://www.ntv.co.jp/provideinformation/houdou.html