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　【YouTube総再生回数60億突破】知る人ぞ知る凄腕クリエイターが初めて明かす「圧倒的な企画力」のすべて。企画・マーケティング・クリエイター・営業職 必読のトップYouTube作家＆マーケッター、初の著書『YouTube作家がこっそり教える 「ウケる企画」のつくり方』（ダイヤモンド社）は、企画に悩む、すべての人に向けてノウハウを初公開している。クリエイティブな仕事の全体像を俯瞰しつつ「見えない条件文」「企画発想技12選」「構成は木」「データとの向き合い方」など、わかりやすく解説。とっつきやすい「お題」も出題され、実演しながら学べる構成にもなっており、学びになるコンテンツが満載だ。現在、約30チャンネルへ企画提供をしており、有名企業のコンサルティングやアドバイザーなどを行っている著者が、そのノウハウを「PDCA（計画・実行・評価・改善）式にわかりやすく解説した本書から、一部を抜粋・編集したものをお送りする。 ●　絶対にしてはいけない！ 過去の流行をそのまま取り入れるリスクとは？ 　過去に流行ったことを振り返り、企画に取り入れたいと思うものが見つかったとする。 　そんなとき、過去のコンテンツをそのまま丸パクりして取り入れてしまうと、著作権侵害に当たるのはもちろん、非難を浴びたり、炎上したりする可能性がある。なぜなら「価値観」と「プラットフォーム」が異なるからだ。 ●　『TVチャンピオン』の再来？ 現代版で成功する企画と失敗する企画の違い 　そもそも、丸パクりしたところで、企画者として楽しいはずもない。 　かつて、テレビ東京系のバラエティ番組『TVチャンピオン』の「全国大食い選手権」が流行った。ジャイアント白田やギャル曽根など、えりすぐりの大食い自慢が集まり、大食いの速さや量を競ったものだ。 　これを「価値観」と「プラットフォーム」という切り口から、現代版に調整してみよう。 ●　❶ 価値観 　現在はコンプライアンスの意識が高まり、「食べ物」で遊ぶようなコンテンツは炎上する可能性が高い。 　現代版に調整するなら「汚く食べるようなことはしない」「食べ切った映像を見せる」ことが必須となる。 ●　❷ プラットフォーム 　YouTubeというプラットフォームでは、YouTuberという一個人が楽しみながら好きなコンテンツを発信しているところに共感が集まりやすい。 　そのため、できるだけ企画色を強めず、演者のキャラクターが最大限伝わるような「会話」を多めに見せるようにする。 ●　同じ“大食い”でも 炎上する企画とバズる企画、何が違う？ 　このように、過去に流行ったものを現代版に調整することがポイントだ。 　つまり「大食い」をテーマにするという構造はパクっているが、現代版に調整した動画をつくれば、まったく違う印象になり、非難や炎上を避けられる。 　※本稿は、『YouTube作家がこっそり教える 「ウケる企画」のつくり方』（ダイヤモンド社）より一部を抜粋・編集したものです。