カウンターが高すぎた。わが家のスタディースペースは、勉強&仕事に使いづらい
LDKのスタディースペースで勉強をしたり、テレワークをしたり。そんな習慣を見越して、家づくりする際はちょっと注意しましょう。カウンターの高さのことで後悔している日刊住まいライターの事例を紹介。家族みんなの使いやすさを考えたはずが…。子どもの勉強にも、自身の仕事にもイマイチ使いづらい!
キッチン横に家族で使えるスタディー&ワークスペース
わが家は夫、筆者、9歳、7歳の息子2人との4人暮らし。3年前にハウスメーカーで、2階建ての注文住宅を建てました。 1階にはLDKと隣に趣味室、玄関、トイレ。2階は、浴室、洗面所、ランドリールーム、ウォークインクローゼット、子ども部屋、寝室、トイレがあります。 1階のキッチン横に、スタディー&ワークスペースをつくりました(図の丸枠で囲った部分)。 おしゃれで気に入っているこちらのスペース。デスクの幅は208.5㎝(両サイドは棚下に入りこんでいる設計。ここでは棚下をのぞいた部分の幅)。天板の高さは95㎝です。 この幅にした理由は、大人と子どもが横並びで仕事や勉強が、できるようにしたいと思ったからです。ゆくゆくはパソコンのモニターを置くことも考え、奥行きは59.5㎝にしました。これならプリンターも、余裕で置くことができます。
立って作業しても使いやすいようデスクは高めに
ちなみに天板の高さを95㎝にしたのは、立って作業しても使いやすいようにしたいと思ったからです。 上は、キッチン越しにスタディースペースを撮影した写真。これを見ると、キッチンの作業台(87.5㎝)よりも少し高め。また、イスに座って食事をするダイニングテーブル(写真左下、71㎝)と比べると、かなり高いことがわかると思います。 この高さだと、ちょっとものを置きたいときや、サッと書き物をしたいときは、立ったまま使えます。ハウスメーカーで周りの建具と合わせてつくったので、インテリアとしても統一感があります。 背後にはキッチンがあるので、ひと休みしようとお茶をいれるときもスムーズ。カフェのカウンター席のように感じられるからか、ついダイニングテーブルよりもこちらに来てしまいます(笑)。 そんな理由から、テレワークの筆者は、日中ほとんどをこの場所で時間を過ごしています。夫もこの棚や壁に囲まれた「おこもり感」が好きなようで、ソファよりここにいる時間の方が長いかも。 そんな魅力的なスペースですが、最近、不便やストレスを感じていることが2つあります。