日野自動車が初の改良、「デュトロ Z EV」の性能
日野自動車は、電気自動車(EV)小型トラック「日野デュトロZ EV」について、ユーザーの使い勝手を改善するなど一部改良して発売したと発表した。2022年6月の発売以来、初めての改良となる。同社は24年3月までにデュトロZ EVを累計で1026台販売しており、ユーザーの声を取り入れた。改良後も車両リース価格は変わらない。 【写真】日野自動車が初改良「デュトロ Z EV」 運転席と荷室をつなげた「ウォークスルーバン」タイプでは、荷台後扉にスマートエントリーシステムを導入し、荷台開閉時の手間を削減。ポケットなどに携帯していればキーを取り出さずに荷台後扉の施錠・解錠を可能にした。 また車室内のスイッチレイアウトを変更。ウォークスルーバンタイプでは使用頻度の多い「庫内灯」のスイッチを運転席から自然に手の届く位置に移動した。 オプション対応として、ウォークスルーバンタイプでは車両前面にある普通充電口を車両右側リアタイヤ後部に移設可能とした。車両の後方を充電器に近づけて止めたい顧客のニーズに対応する。