慶大・清原正吾、大学ラスト公式戦は1安打 チームは早大に連勝、ライバルの眼前胴上げ阻止【六大学野球】
◇10日 東京六大学野球秋季リーグ戦第9週 早大1―2慶大(神宮) 5位の確定している慶大が、2―1で首位・早大に連勝。東大戦以来の勝ち点を挙げ、同2とした。1勝すれば優勝だったライバル早大の眼前での胴上げを阻止した。 西武、巨人、オリックスで通算525本塁打を放った清原和博さんの長男で、慶大の清原正吾内野手(4年・慶応)は「4番・一塁」で4打数1安打。1点ビハインドの4回1死一塁で二塁内野安打を放ち、同点劇をお膳立てした。 慶大は同点の8回1死一、三塁、2番の林純司内野手(1年・報徳学園)が中犠飛。貴重な勝ち越し点を奪い、継投で逃げ切った。 この試合の結果、早大と明大が8勝3敗3分けで、勝ち点4、勝率7割2分7厘で並んだ。2010年秋季以来14年ぶり、リーグ史上13度目の優勝決定戦(12日)を戦うこととなった。
中日スポーツ