「羽毛布団」の下に毛布をかけるのは間違い?寒さを防ぐ正しい布団のかけ方
羽毛布団の間違ったメンテナンス方法3つ
羽毛布団はほかの敷き布団と異なる部分が多く、メンテナンス方法も変わってきます。こんな方法は間違っていると言います。
●布団たたきで強く叩く
「布団を干す際、布団たたきなどで音が出るほど叩くのは避けましょう。側生地や中の羽毛を傷めてしまう場合があるからです。表面のホコリをはらうように軽く行えば問題ありません」
●長時間、直射日光に当てる
「羽毛布団は綿やポリエステルを使用していることが多く、長時間、紫外線に当たると劣化してしまう恐れがあります。短時間にとどめ、紫外線による劣化対策にカバーなどを掛けるのをおすすめします」
●圧縮袋で圧縮する
「シーズンが終わって羽毛布団をしまう際に、圧縮袋に入れるのはおすすめできません。圧縮されることで羽毛布団の素材であるダウンやフェザーの繊維が壊れてしまい、本来の保温力を発揮できなくなる恐れがあるためです。 おすすめは空気を抜きながらたたみ、古シーツにくるんだり、通気性のいい羽毛布団用バッグに入れたりすることです。 通気性をよくするため、すのこや布団ラックの上に置いてもいいでしょう。ほかの布団を一緒にしまう際は、羽毛布団をつぶさないように、羽毛布団の上になにものせないことをおすすめします」 羽毛布団は、正しく使うことでその暖かさの機能を維持できます。メンテナンスも適切な方法で行い、長もちさせたいですね。
ESSEonline編集部