静岡市長「大規模開発を大きなチャンス新たな交流拠点に」東名スマートIC周辺の土地利用にめぐり市議会で論戦
静岡放送
静岡市議会11月定例会は11月27日から論戦が始まりました。市議からは、東名高速の日本平久能山スマートIC南側の土地利用について質問が飛びました。 【写真を見る】静岡市長「大規模開発を大きなチャンス新たな交流拠点に」東名スマートIC周辺の土地利用にめぐり市議会で論戦 <自民党市議団 宮城展代市議> 「ここは静岡市に残された数少ないまとまった平坦な土地で、高いポテンシャルがあることから都市的な土地利用の検討が進められてきた。この地域の土地利用をどのように考えて進めていくのか」 27日からはじまった静岡市議会の代表質問。市議から質問が飛んだのは、静岡市が検討を進めるスマートIC南側の宮川・水上地区における土地利用についてです。 この土地の利活用をめぐり、市は、大型商業施設の誘致を目指し、議論を続けてきていて、売り場面積の上限を現行の条例から緩和させる案などを示し、先週から市民の意見を募るパブリックコメントを始めています。 <静岡市 難波喬司市長> 「静岡市としても、当地区における大規模開発を大きなチャンスと捉え、組合と連携し、商業・食と農・スポーツ・エンターテインメント等の施設により、広域から多くの来訪者を呼び込む、新たな交流拠点の形成を目指している」 難波市長は、多くの来訪者を集めるには魅力ある企業誘致が重要だと強調し、土地の利用方法については広く意見を聞いた上で決定したいと話しました。 一方、市がJR東静岡駅北口に誘致を目指す民間のアリーナ計画では、地元との合意形成について問われました。難波市長は、これまでの自身の動きに一定の評価をしつつ、再度、地元に直接説明をした上で最終的な事業化の判断をしたいと話しました。
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